(2002.1.20)

InfoGrampus

 2002 FIFA WORLD CUP in Japan
 (GroupE〜H)


Group−E ドイツ アイルランド カメルーン サウジアラビア
Group−F アルゼンチン イングランド ナイジェリア スウェーデン
Group−G イタリア クロアチア エクアドル メキシコ
Group−H ロシア ベルギー チュニジア 日本


  ※各データはFIFA,外務省等、関係HPから転記させていただきました。
   6月の気温etc.の項目は、左から主な都市の気温・降雨量・湿度の順に分かる範囲で書いて
   あります。FIFAランキングは2001年12月のものです。最新のものは、こちらで確認できます。


H-1.ロシア(Russia)

(2002.1.14)

 まずは日本と同じHグループから、もっとも強いといわれているロシアです。日本の相手ということもあり情報量も多いですね。中心選手のモストボイとカルピンが所属するスペインのセルタの試合なんかは、「すぽると」とかでも流れるので、けっこう見る機会があります。

 セルタの「皇帝」モストボイが中盤右に位置し、その右サイドをカルピンが走りこみゴールにからむというのがひとつの得点パターンらしい。モストボイはドリブラーというよりは、右足からワンタッチですごい変化のかかったスルーパスやセンタリングをあげてきます。ダイジェストで活躍したシーンだけを見ると、もの凄い選手に見えますが、天才タイプにありがちなムラっけのあるタイプのようなので、日本は戸田あたりがいやらしいマークをすれば、沈黙させられるかも?!

 守備の中心選手はスペインの2部リーグでプレーするオノプコという選手で、チームのキャプテンでもあります。リベロとして攻撃参加もし、3バックと4バックを使い分けるロマンツェフ監督には欠かせない選手です。

 監督のロマンツェフは、スパルタク・モスクワの会長・監督も努め、そこの現役・出身選手が代表の中核をなしているようで、いろいろなシステムに柔軟に対応できそうです。基本的に格上・同等のチームに対してはカウンターで挑み、中盤でバックパスを出したらそれが攻撃の合図だそうです。(本当か?!)

 ロコモティブ・モスクワ所属のGKニグマトゥリンはセリエAベローナへの移籍が決まりました。

 中心選手 FWベスチャツニフ、MFモストボイ、カルピン、ティトフ、コクロフ、アレニチェフ、DFオノプコ、GKニグマトゥリン

人口

1億4,500万人

GNP 3,325億ドル
W杯出場 2大会ぶり9回目 FIFAランキング 21位
最高成績 4位(66年) 予選成績 7勝1敗2分 得点18 失点5
気候 亜寒帯多雨気候 6月の気温etc. 16.8℃,68.3mm

H-2.ベルギー(Belgium)

(2002.1.15)

 サッカー雑誌などのいろんな情報を見たところ、"赤い悪魔"ベルギーは欧州勢では最弱チームのひとつだという評価で一致しているようです。だいたい「古豪」といわれるチームは今はろくなもんじゃないです。(笑) とはいうものの、日本にとっては五分五分(より上)の相手でしょう。

 攻撃は、大型CFムペンザと右ウィングタイプのFWフェルヘイエンに、キャプテンのMFビルモッツが配球するという形のようです。ムペンザは2002年1月現在怪我をしているようでもうしばらくかかりそうです。運動量豊富で攻撃の起点となる背番号10のワレムという選手もいます。

 4−4−2システムの4バックは187cm〜190cmの選手が揃っており、高さは抜群です。しかし、トータルの守備力はそれほどでも無いようで、全員で守ってカウンターを仕掛ける手堅いスタイルです。

 ワセイジュ監督は、自国開催の2000年欧州選手権で予選敗退するという大失敗をしましたが、続投の期待に応えW杯出場を決めました。GKのデ・フリーガーも優秀なようです。

 中心選手 FWムペンザ、フェルヘイエン、MFビルモッツ、ワレム、ホール、DFデフランドル、ヴァン・ケルクホーフェン、GKデ・フリーガー

人口

1,021万人

GDP 2,483億ドル
W杯出場 6大会連続11回目 FIFAランキング 20位
最高成績 4位(86年) 予選成績 5勝1敗2分 得点25 失点6
気候 西岸海洋性気候 6月の気温etc.

H-3.チュニジア(Tunisia)

(2002.1.17)

 赤道の近くに位置するナイジェリア・カメルーン・セネガルや南アフリカは、"ブラックアフリカ"と呼ばれ高い身体能力と独特の動きに、優れた指導があいまって強くなってきました。それに対し、アフリカ大陸の北端に位置するチュニジアは、旧宗主国であるフランスや地理的に近いイタリアのサッカーの影響を受け、ヨーロッパ的なしなやかで組織的なサッカーをします。(って書いてるけど、全く見たことありません^^;) 実際、監督はフランスの名将アンリ・ミシェルですし、セリエBジェノア所属の選手も5人います。

 3−5−2システムの2トップは、23歳のジャジリと20歳のジトゥニ、それに一度は代表を引退したが復帰したセリミの3人から選ばれそう。セリミは98年フランス大会にも出場したチュニジア代表最多キャップのスーパースターです。

 攻撃的MFのズベイル・バヤは得点力もあるチャンスメーカーで、守備的MFのシヒが攻撃の起点となる。いずれも98年フランス大会の経験者だ。

 リベロのバドラは写真で見る限りかなりゴツイです。所属するジェノアではフリーキックも蹴っています。
3バックはいずれも背の高い選手が揃っているが、足元に不安があるよう。予選8試合を4失点の守備を高く評価する評論家と、相手に恵まれただけでそれほどでもないとする評論家がいるみたいです。GKエル・ウアは経験のあるキーパーで、フランス大会の予選グループ優秀GKに選ばれています。

 監督アンリ・ミシェルは、ボラ・ミルチノビッチと並び称される名将で、86年フランス、94年カメルーン、98年モロッコを本大会に導いています。ボラと違うのはその代表監督をする合間に各国のクラブチームの監督になって、すぐ解雇されたり、低い評価しか得られなかったりと多くの挫折も味わっています。攻撃が好きな監督のため、カウンターで戦ってきたチュニジアがどう変わっていくか楽しみです。

 中心選手 FWセリミ、ジャジリ、ジトゥニ、MFズベイル・バヤ、シヒ、カンザリ、DFバドラ、GKエル・ウア

人口

945万人

GNP 199億ドル
W杯出場 2大会連続3回目 FIFAランキング 28位
最高成績 1次リーグ敗退 予選成績 6勝2分 得点23 失点4
気候 地中海性気候 6月の気温etc. 22.9℃,11mm,67%

H-4日本(Japan)

(2002.1.20)

 強化試合の日程が発表されましたが、一次リーグを意識したいい相手がそろっていると思います。

 JリーグのW杯前最終戦が4月20日ですので、最初の3試合で三都主や名波、その他レギュラー組でない選手のテストを兼ねた試合を行い、本番一ヶ月前のGWあたりから本格的に代表始動という感じでしょうか。

 親善試合の場合、相手チームがどれぐらい本気かというのがついて回りますが、ここまで来れば関係ありません。去年のイタリア戦のように、早いうちに先制点を取って本気にさせるまででしょう。

 5月の欧州遠征では最強軍団レアルに気を引き締めてもらえそうです。(笑) また最後のスウェーデン戦でどこまで出来るかによって、ベルギー戦でどう戦うかというのが最終的に確認できるのではないかと思います。

 W杯では試合内容より結果がすべてです(日本に関しては)。 客観的に見て面白い試合をしてしまったらいい結果は出ないんじゃないでしょうか。ロシア戦なんかは去年のスペイン戦のように5バック状態で戦うのもひとつのやり方だと思います。


 ・日本代表の試合予定
3月21日(木・祝) ウクライナ(長居)
3月27日(水) ポーランド(欧州遠征)
4月17日(水) コスタリカ(横浜国)
4月29日(月・祝) スロバキア(国立)
5月 2日(木) ホンジュラス(神戸)
5月 7日(火) レアル・マドリード(欧州遠征)
5月14日(火) ノルウェー(欧州遠征)
5月25日(土) スウェーデン(国立)

6月 4日(火) ベルギー(埼玉)
6月 9日(日) ロシア(横浜国)
6月14日(金) チュニジア(長居)

人口

1億2,680万人

GDP 5,148,321億円
W杯出場 2大会連続2回目 FIFAランキング 34位
最高成績 1次リーグ敗退 予選成績 開催国
気候 温暖湿潤気候 6月の気温etc. 21.7℃,210mm,76%

F-1.アルゼンチン(Argentine)

(2002.1.20)

 W杯が20チーム総当たりとかのリーグ戦だったら、かなりの確立でアルゼンチンが優勝じゃないでしょうか。それぐらい選手層が厚いし、精神的にも成熟した大人のチームだと思います。問題児マラドーナのちゃらんぽらんなイメージとは違います。

 監督ビエルサは、3−3−1−3のフォーメーションを好み、トップの3人はセンターフォワードを一人置いて、その両サイドの選手がアシストする形にこだわりがあるようです。

 南米予選では、ラツィオの得点王クレスポ(26歳)がCFで、左にクラウディオ・ロペス、右にオルテガの形が多く、クレスポは12試合で9得点をあげています。
 対して32歳のバティステュータは、ひざの怪我の影響もあり予選では5試合5得点にとどまっています。まだ身体が重そうですが、ローマでは2試合連続ゴールと調子を上げてきました。(クレスポは1/20の試合で全治3週間の怪我をしてしまいました・・。)

 このCFをどちらにするのか、あるいは同時に起用するのかというのが、アルゼンチンの最大の問題です。ビエルサの手腕の見せ所でしょう。

 中盤はパスが出せて点も取れるベロン、その後ろには泣く子も黙るシメオネがいます。シメオネはフランス大会の日本戦でもメチャクチャ効いていましたし、ベッカムが退場したシーンで、立ち上がる際にベッカムの腹を手のひらでグリグリとしていました。(笑)

 ディフェンスもアジャラ、サムエルなど強固です。その他にも、サビオラ・サネッティ・ガジャルドなど、超一流選手がいます。

人口

3,660万人

GDP 2,779億ドル
W杯出場 8大会連続13回目 FIFAランキング 2位
最高成績 優勝(78、86年) 予選成績 13勝1敗4分 得点42 失点15
気候 温暖湿潤気候 6月の気温etc. 11.1℃,62.4mm,82%

F-2.イングランド(England)

(2002.5.31)

 大会前はベッカムの怪我のことで持ちきりでしたが、何とか間に合いそうです。私が行った5月26日の親善試合には間に合いませんでしたが・・(泣 まあ、あのクロスとフリーキックが(テレビでですが)見られそうなので良しとしましょう。でも世間で言われているほど強くないような・・。

 攻撃パターンはやはりベッカムが右サイドを切り裂いて、オーウェン、ヘスキーに高速クロス、そこにスコールズが絡むことが多いです。あとは左サイドバックのアシュリー・コールのオーバーラップからの攻撃も目立ちます。

 守備は189cmとヘディングが強くクレバーなファーディナンドとハードタックルのキャンベルが中央を守る。GKは肩の怪我から復帰したベテラン37歳のシーマン。

 エリクソン監督は同じFグループのスウェーデン出身、ラツィオを27年ぶりの優勝に導いた名将。
 

人口

5,950万人(英国)

GDP 14,156億ドル(英国)
W杯出場 2大会連続11回目 FIFAランキング 10位
最高成績 優勝(66年) 予選成績 5勝1敗2分 得点16 失点6
気候 西岸海洋性気候 6月の気温etc. 14.3℃,58.8mm

F-3.ナイジェリア(Nigeria)


人口

1億2,080万人

GNP 363億ドル
W杯出場 3大会連続3回目 FIFAランキング 39位
最高成績 決勝トーナメント1回戦(94、98年) 予選成績 5勝2敗1分 得点15 失点3
気候 サバナ気候 6月の気温etc. 25.7℃,361mm,89%

F-4.スウェーデン(Sweden)


人口

886万人 GDP 2,280億ドル
W杯出場 2大会ぶり10回目 FIFAランキング 16位
最高成績 準優勝(58年) 予選成績 8勝2分 得点20 失点3
気候 西岸海洋性気候 6月の気温etc.

E-1.ドイツ(German)

(2002.5.31)

 10年前ぐらいに一番強かったのがブラジルと、このドイツじゃないかと思うんですが、ともに芳しくないです。特にドイツはひどくて、2000年欧州選手権は1分け2敗(1得点5失点)、W杯欧州予選の序盤は首位を走って復調しかけたかに見えましたが、終盤で元に戻ってしまい、プレーオフからかろうじて本戦出場を決めました。

 けが人もおおく、DFの要ノボトニー、中盤でゲームメークできるショル、ダイスラーの欠場は痛いところです。

 スピード不足が危惧される3バックはノボトニーのところにラメロウが下がって、右にレーマー、左にリンケか。レーマーは中盤も出来るユーティリティプレーヤーで、顔がいいので人気がある、関係ないけど。

 中盤の守備的な選手は質・量ともに豊富。イェレミース、ハマン、バラック、シュナイダー
、ツィーゲ・・。バラックは予選のチーム最多得点をゲット。前の選手は何をやっているんだか・・

 FWは最近の練習試合とかのメンツを見るとヤンカーと若手のクローゼみたい。あとビアホフ・ノイビルあたりですね。

人口

8,216万人 GDP 3兆8,408億DM
W杯出場 13大会連続15回目 FIFAランキング 12位
最高成績 優勝(54、74、90年) 予選成績 5勝1敗2分 得点14 失点10
気候 西岸海洋性気候 6月の気温etc.

E-2.アイルランド(Ireland)

(2002.5.31)

 ロイ・キーンがサイパン・キャンプの環境の悪さにキレて、協会幹部や監督に暴言を吐いて帰国してしまいました・・。それが全てです。(笑) ロイ・キーンが謝れば、戻ってきて2戦目から出られるという機会もあったようですが、彼のプライドはそれを許さなかったようです・・。オランダを破って出てきたんだから頼むよ〜

 攻撃は中盤(本来はロイ・キーン)からFWのロビー・キーンに渡り195cmのクインと二人で相手をかき回す。左SBのイアン・ハートが蹴るセットプレーも貴重な得点源だ。

 システムは4-4-2が基本でCBはストーントンとブリーン。監督のマッカーシーは90年大会にDFで出場しており、就任7年目を迎えた。

中心選手 FWロビー・キーン、クイン、MFロイ・キーン、キルベーン、DFハート、ストーントン、GKギブン

人口

約366万人 GDP 939億ドル
W杯出場 2大会ぶり3回目 FIFAランキング 17位
最高成績 ベスト8(90年) 予選成績 7勝3分 得点23 失点5
気候 西岸海洋性気候 6月の気温etc.

E-3.カメルーン(Cameroon)

(2002.5.31)

 90年イタリア大会でアフリカ旋風を巻き起こしたカメルーンも5回目の出場となり、ヨーロッパでプレーするスター選手の集まりになりました。アフリカのチームにありがちな協会と監督の争いがあり、去年9月からドイツ人のシェーファーが監督になっています。

 基本システムは3-5-2で、FWはエムボマとエトー。エムボマはチーム最年長、エトーは21歳の売り出し中の選手でDFの裏をつくスピードが早いです。

 2列目右に位置するローレンとボランチのフォエが司令塔的役割を担う。右WBのジェレミも攻撃参加のスピードがあり、サイドチェンジなどのパスはなかなかいいもの持ってます。

 DFの中心はキャプテンのソング、過去2回のW杯でいずれも退場処分を食らっているように激しいタックルをしてくるエースキラーです。見に行ったイングランドとの親善試合でも効きまくってました。192cmのカラが真ん中に入り、ソングが右に回ることもあります。

中心選手 FWエムボマ、エトー、MFフォエ、ジェレミ、ウォメDFソング、GKブカール

人口

1,469万人 GNP 91億8,700万ドル
W杯出場 4大会連続5回目 FIFAランキング 38位
最高成績 ベスト8(90年) 予選成績 6勝1敗1分 得点14 失点4
気候 熱帯雨林気候 6月の気温etc. 23.1℃,197mm,84%

E-4.サウジアラビア(Saudi Arabia)

(2002.5.31)

 中盤ダイヤモンドの4-4-2でDFラインはフラット。GKはW杯3回目のデアイエ。アル・○○ばかりのサウジアラビア人にあって唯一覚えやすい名前です。(笑

 アル・メシャルとアル・ジャバーの2トップは縦のスピードがある、馬力のある選手。左MFのO・アル・ドサリも縦にスピードがあり、攻撃の起点になる。

 監督はサウジアラビア人のナセル・アル・ジョハル、アジア予選中に就任し、2000年アジア優秀監督賞を受賞している。

人口

1,990万人 GDP 1,366億ドル
W杯出場 3大会連続3回目 FIFAランキング 31位
最高成績 決勝トーナメント1回戦敗退(94年) 予選成績 5勝1敗2分 得点17 失点8
気候 砂漠気候 6月の気温etc. 33.5℃,0.0mm

G-1.イタリア(Itary)


人口

5,761万人 GDP 1兆2595億米ドル
W杯出場 11大会連続15回目 FIFAランキング 6位
最高成績 優勝(34、38、82年) 予選成績 6勝2分 得点16 失点3
気候 地中海性気候 6月の気温etc. 21.2℃,25.8mm

G-2.クロアチア(Croatia)


人口

455万人 GDP 202億ドル
W杯出場 2大会連続2回目 FIFAランキング 19位
最高成績 3位(98年) 予選成績 5勝3分 得点15 失点2
気候 地中海性気候 6月の気温etc.

G-3.エクアドル(Ecuador)


人口

1,220万人 GDP 138億ドル
W杯出場 初出場 FIFAランキング 37位
最高成績 予選成績 9勝5敗4分 得点23 失点20
気候 山岳気候 6月の気温etc. 13.3℃,41.5mm

G-4.メキシコ(Mexico)


人口

9,112万人 GDP 5,745億ドル
W杯出場 3大会連続12回目 FIFAランキング 9位
最高成績 ベスト8(70、86年) 予選成績 5勝3敗2分 得点16 失点9
気候 温暖冬季少雨気候 6月の気温etc. 17.2℃,135mm,64%

InfoBB Web Site